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2015年問題でエンジニア不足が深刻化する現在、転職で求められる人材とは?

2015年問題でエンジニア不足が深刻化する現在、転職で求められる人材とは?

2015年問題により、エンジニア不足が深刻化するとされています。エンジニアに関係する2015年問題とはなにか?現在のエンジニア不足の状況で転職するにあたり、企業に求められることはなにか?について解説したいと思います。

■今年に起こる2015年問題とは?

1947年~1949年生まれのいわゆる団塊の世代は2012年から65歳を迎え始め、2015年に全ての団塊の世代が65歳に達します。65歳になると年金の受給ができるようになるため、定年退職によって労働人口が減少していきます。

また、2015年秋から国民一人ひとり個人番号を付番するマイナンバー社会保障・税番号制度 が始まります。企業はシステムの見直しを余儀なくされ、エンジニアはマイナンバー制度に対応しなければならないため、ただでさえIT業界離れが進んでいる現状に追い打ちをかけるかのように、エンジニア不足が深刻化することが懸念されています。
これが2015年に起こるとされる、2015年問題です。

■エンジニア採用は売り手市場

エンジニア不足から、現在のエンジニア採用は売り手市場です。売り手市場である現在、エンジニアの年収アップのチャンスであると言えます。年収アップを成功させるためには、エンジニアとしてのスキルと経験だけでなく、プロジェクトを率いることができるリーダー・マネージャーとしての資質も求められます。

■求められるスキルレベル

人材不足である現状では企業が求めるスキルレベルのラインが高くなっており、20代でも基本設計の経験などが求められるようになっています。スキルレベルが低いエンジニアを集めてプロジェクトに望んでも失敗する可能性が高いため、優秀なエンジニアを集めて少数精鋭で望んだ方が成功する可能性が高いと考える傾向が強まっています。

すぐに辞めてしまうエンジニアを雇用するよりも、企業は長く勤めてくれるエンジニアを求める傾向が強まっているため、応募前に長期的なキャリアを考えておき方が良いでしょう。優秀なエンジニアの確保が難しくなっている現在、社内でエンジニアを育成するプランも必要となってきます。

■2017年まで続くと予想される2015年問題

エンジニア不足は今に始まったことではありませんが、マイナンバー制度の導入によって生じるエンジニア不足は2017年まで続くとされています。慢性的なエンジニア不足に加え、さらに人材不足となる2015〜2017年はエンジニアにとって転職のチャンスであると言えます。
2017年を過ぎてもエンジニア不足は解消されないと思いますが、売り手市場となっている今、年収アップや希望企業への転職を考えてもよいかと思います。

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