IT業界で働くみなさま。
私達が働いている産業は、いまどんな状態で、これからどうなっていくのか、考えてみたことはありますでしょうか? 色々調べてみると、かな~~り根が深いうえに、あまり良い状態ではないことが分かってきます。AKKODiSフリーランスはその問題を解決するため、IT業界に革命を起こすためのサービス開発に着手しました。
日本のIT業界はアメリカと比べて15年遅れ
国内IT業界における、日本特有の悪しき習慣をご存知でしょうか?「日本のITサービスは、アメリカから15年も遅れている」と言われています。日本という国が、世界トップクラスのテクノロジー先進国なイメージが強かった反面『遅れている』といわれてしまうと、正直すこしショックです。では、なにが、どんな理由で遅れてるのか?ちょっと調べると、日本のIT業界の『病気』が見えてきます。動画で分かりやすくまとめましたのでまずは御覧ください
国内ITサービス業界、実は政府認定の構造不況産業!?
日本のITサービス業界は、アメリカのようにイノベーションを生み出す産業ではなく、ソフトウェア製造産業が中心になっています。日本のソフトウェア製造業が、今後10年~20年後にはインドや中国といった勢いある国に追いぬかれてしまうのは、確実に起きる問題と言われています。
この現状は変えていかなければいけない…!と思ったので、いまの状態を少しまとめてみました。
1. IT人材80万人が36,000社に散らばっている状態
2. 平均すると1社あたり在籍数30名以下という、総じて中小企業な状態
3. 従業員数が50名以下(売上高7億円以下)のIT関連企業が実に8割を占める現実
4. 日本のIT/ソフトウェア企業の約9割が特定派遣/一般派遣モデル(客先常駐型)依存
5. 特定派遣/一般派遣で働く人が55万人、エンドユーザー企業で働く人は25万人
6. 純粋なモノづくりIT企業はわずか30%(ちなみに米国は70%、中国27%、インド20%)
7. 多重下請け構造で消失する金額約3兆円
SIガラパゴスを破壊しよう
前述の7番、IT業界の多重下請け構造、つまり『不要な商流の存在』によって、実に年間約3兆円ものお金が消失しています。日本のIT業界の労働者は、特定派遣・一般派遣で働いている人々が
【55万人の総下請け状態】となっており、この55万人のIT人材は、
ベンダー・プライム・2次受け・3次受け ~ … ~ 8次受け、
といったようなピラミッド構造の中(商流の多重化の中)で働いています。
こういった構造の中で『いつもの顧客からきた依頼』を『いつものパートナー会社にそのまま依頼』という、
価値を伴っていない仲介業者の存在が『3兆円』を無駄に消失させていると言われています。
AKKODiSフリーランスはこれらの事実を含め、このガラパゴス的な商習慣を破壊することが、
IT業界を再編するきっかけとなり、健全な業界に生まれ変わると考えています。
動画が分かりやすくまとまっているので、ぜひご覧くださいm(_ _)m
消失している3兆円を市場に還元
IT業界の新7Kは御存知ですか?「きつい」「厳しい」「帰れない」「規則が厳しい」「休暇がとれない」「化粧がのらない」「結婚できない」
列挙してみると、業界全体がブラックなんじゃないかと思ってしまうほどですね…。
改めて3兆円に注目している理由にもリンクしてくるのですが、企業に行き渡るお金が増えれば、働く人に行き渡るお金が増える。単純な発想ですが、いまIT業界全体に必要なのは「働く人達の環境改善」をすることです。「IT業界がよい業界」になること、そして「働く人たち」が業界全体を自然と盛り上げ、結果的にイノベーション寄りな産業へと成長する、と考えています。
AKKODiSフリーランスは、動画でご紹介している『Webプラットフォーム』を提供することで、日本のIT業界に革命を起こしていきます。ぜひご支持いただきますようよろしくお願い申し上げます。