開発言語
まずiOSとAndroidでは開発言語が異なります。iOSはObjective-CかSwift、AndroidはJavaを用います。
Swiftは2014年6月にAppleが発表した新しいプログラミング言語で、Objective-C、Objective-C++、C言語との共存が可能です。
SwiftはAppleが推奨していることもあり、これから普及していくと思われます。
iOS:Objective-C、Swift
Android:Java
開発環境
iOSではMac OS Xに付属しているXcodeを開発環境として使います。XcodeはObjective-CとSwiftの両方を使うことができ、相互連携も可能です。
Androidの開発環境にはAndroid StudioやEclipseを使用します。
いずれも無償で提供されています。
iOS:Xcode
Android:Android Studio、Eclipse
開発OS
iOSはMac OS Xでしか開発ができないため、Macが必須となります。AndroidはWindows、Mac OS X、Linuxのいずれでも開発が可能ですので、開発OSを選びません。
iOS:Mac OS X
Android:Windows、Mac OS X、Linux
アプリ公開に必要なアカウントと費用
アプリを公開するには、それぞれアカウントを取得しなければなりません。iOSはiOS Developer Program、AndroidはGoogle Playデベロッパーアカウントに登録します。
費用はiOS Developer Programは年11,800 円、Google Playデベロッパーアカウントは初回のみ25ドル必要です。
iOSは一年ごとに11,800 円の費用がかかる点に注意しましょう。
iOS:iOS Developer Program(年11,800 円)
Android:Google Playデベロッパーアカウント(初回のみ25ドル)
アプリの申請先
アプリの申請先はアカウント登録先と同じで、iOSはiOS Developer Program、AndroidはGoogle Playデベロッパーに申請します。iOS:iOS Developer Program
Android:Google Playデベロッパー
有料アプリの手数料
有料アプリを配信する場合、手数料が必要となります。iOSもAndroidも30%の手数料がかかります。
iOS:30%
Android:30%