アプリで広告収入を得るために知っておきたい、4つのアプリ広告について解説したいと思います。
広告によってはアプリ審査でリジェクトされる可能性があるので、ガイドラインもよく読んでおきましょう。
バナー広告
バナー広告は横320px × 縦50pxなど横長の広告を指します。アプリ内広告では最も主流で、アプリの下部に表示されることが多いです。
コンテンツを邪魔せずに広告を出せるので、使いやすい広告と言えます。
nend、Adlantis、AMoAdといったアドネットワークがバナー広告を取り扱っています。
オファーウォール型広告
オファーウォール型広告は「オススメゲーム」などアプリ内に設置したボタンをタップすると表示されるタイプの広告です。ユーザーが任意で広告を表示させられる広告ですので、アプリ画面のデザインを広告で崩さずに済みます。
adcrops、AppC、GAMEFEATなどがオファーウォール型広告を取り扱っています。
アイコン広告
アイコン広告はアプリのアイコンを表示するタイプの広告です。パッと見では広告のように見えないのでクリックされやすいという利点があります。
nend、アスタなどがアイコン広告に対応しています。
ただ、iOSのアプリ審査ではアイコン広告を使っているとリジェクトされる場合があるようです。
リジェクトの理由はガイドラインの2.25に該当します。
ガイドラインの2.25では、「自社のアプリではない他のアプリの購入・促進を促す方法がApp Storeに似ている、またはApp Storeと混乱しそうな場合はリジェクト」と記されています。
自社のアプリの紹介なら問題ありませんが、他社のアプリの購入を促すアイコン広告はリジェクトの対象となるようです。
インタースティシャル広告
インタースティシャル広告はアプリ起動時、画面遷移時、アプリ終了時などに画面全体に広告を表示するタイプです。全面広告、ポップアップ型とも呼ばれます。
AID、AppExTrade、BEAD、GAMEFEATなどがインタースティシャル広告を取り扱っています。
インタースティシャル広告は全画面表示なので目立ちますし、高単価の広告が多いですが、アプリの操作を妨げるようなタイミングで表示されるとユーザーに嫌がられてしまいます。
Googleはインタースティシャル広告に関して、「ユーザーの利便性を損なわず、偶発的なクリックを誘発しないように」とのガイドラインを設けています。
インタースティシャル広告を導入する際は、ユーザビリティを損なわないように配慮する必要があります。

https://support.google.com/admob/answer/6066980?hl=ja