フリーランスが独立するには解決すべき5つの課題があります。
いずれの課題も疎かにしてはいけませんので、独立で失敗しないようにしっかりタイミングを見極めましょう。
健康であるか?
フリーランスは自分が働かなければ収入は得られません。働きたくても体調を崩していては働けないので、健康であること独立するためのひとつの条件と言えます。
通院するのにも治療するのにもお金がかかりますので、独立前に人間ドックや健康診断を受けて健康状態が良好であるかを確認しておく方が良いでしょ。
仕事は得られそうか?
フリーランスとして独立してすぐに縁のないクライアントから仕事の依頼が来ることは期待できないので、最初は知り合いから紹介してもらったり、在職中に縁ができた会社や人から仕事をもらうといったことを考える必要があります。副業が可能な会社であれば、週末起業でもいいので仕事が得られそうか試してみるのもひとつのやり方です。
市民税によって副業はバレてしまうので、会社の規定を確認してから副業をしましょう。
貯金はあるか?
フリーランスとして独立すると、それまで必ず毎月入っていたお給料という収入がなくなります。稼いだ分だけ自分の収入になるのがフリーランスのやりがいですが、仕事がないと収入はゼロです。
独立した後に収入が安定するまで当面の生活費を貯金でまかなわなければなりません。
貯金によって気持ちに余裕があるとハングリーさがなくなってしまうのでは?と思われるかもしれませんが、お金がなくなると目先の仕事をこなすしかなくなるので成長が望めない仕事も受けざるを得なくなり、もっと上を目指したいけれど当面の生活費のために妥協するという悪循環に陥ってしまう可能性があります。
フリーランスとして独立する前に、最悪収入が全くなくてもしばらく生活できるぐらいの貯金は蓄えておいた方がいいです。
生活費は現実的な問題ですので、貯金は独立のひとつの目安になります。
円満退職ができそうか?
プロジェクトが進行中であったり、退職のタイミングは在職中の会社で任されている仕事にもよります。かと言ってベストなタイミングを待っていてはいつまで経っても独立はできないので、直属の上司に相談し、次のプロジェクトには入れないようにしてもらうなど、自分からタイミングを作るようにしましょう。
もし会社とモメて辞めた場合、同じ業界だとすぐウワサが広まるので自分にとってマイナスになります。
円満退職ができるタイミングを見計らうことは、独立後の自分のためにも必要なことです。
家族に相談したか?
結婚されている方は配偶者に必ず相談しましょう。自分一人で独立を決めてしまうと、家族に迷惑をかけてしまいかねません。
家族に理解してもらえないビジネスプランなら、もう一度一から考え直す余地があります。
家族の応援は力になりますので、独立するにあたり家族の理解を得ることは必須です。