相手に伝わるプレゼン資料を作るにはコツが必要で、コツを知るだけでプレゼン資料のクオリティが大幅にアップします!
プレゼンが苦手なビジネスマンにぜひ知ってもらいたい、4つのプレゼン資料作成のコツを解説します。
プレゼン資料作成のコツその1:1枚に情報を詰め込み過ぎない
1枚にたくさん情報が盛り込まれていると理解するのに時間がかかり、分かりにくいと判断されてしまいます。作成者である自分は当然内容を理解していますが、客観的に見ると結局何が一番伝えたいポイントが分からず、プレゼン資料自体の印象が薄れてしまいます。
気合が入っている企画だとどうしてもあれもこれも詰め込んでしまいたくなりますが、せっかくいい企画でも情報詰め込み過ぎて、相手に良さが伝わらなくなってしまうのはもったいないですよね。
そのスライドで何を伝えたいのかを考え、1枚は盛り込む情報は少なめにまとめるのが上手なプレゼン資料作成のコツです。
プレゼン資料作成のコツその2:文章を単純化する
プレゼン資料は読ませるものではなく、見て理解してもらうものです。文章が長くなるとスライドがごちゃごちゃしてしまい、分かりにくい印象を与えてしまいます。
極力必要のない修飾語は省き、文章はシンプルにするよに心がけると見やすさが全然違ってきます。
例えば「メロスは一生懸命走りました」より、「メロスは走った」の方が印象に残りますよね。
伊坂幸太郎の小説「重力ピエロ」の冒頭の文章「春が二階から落ちてきた」なんかは、すごくインパクトがあります。
余計な説明は省いているので、読者の想像力をかきたてます。
プレゼン資料なら次のスライドでその意味を説明できるので、文章次第でグッと惹きつけることができます。
プレゼン資料作成のコツその3:色数を少なく
大事なポイントを強調したり、印象に残るように見せるためたくさん色を使いたくなりますが、色を使いすぎるとまとまりがないと印象になってしまいます。パワーポイントでのプレゼン資料づくりが上手な人は、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを上手に使い分けています。
ベースカラーは文字に使う色、メインカラーは強調に使う色、アクセントカラーはメインカラーとは別の強調に使います。
この3つのカラーの使い分けをするだけで、プレゼン資料がまとまりのある印象になります。
配色については、こちらのスライドがとてもわかりやすいです。

http://www.slideshare.net/marippe/ss-9003317
もちろん資料だけキレイに作っていても、プレゼン慣れしていないと頭の中で描いた段取り通りに行かず、焦ったりパニくったりしてしまうことでしょう。
自宅でリハーサルをしたり、会議の前にちょっと早めに出社してリハーサルをするだけで、プレゼン本番の精度が全然違ってきます。企画よし、流れよし、資料よしでも、企画承認後に責任者となるであろうプレゼン者本人が「なんか頼りない」となってしまっては、元も子もありません。リハーサルをしておきましょう。