自分を棚卸しする
自分自身のことは自分が一番分かっているようでいて、実は分かっていない部分が多いのも事実です。今の自分がどれくらいのスキルを持っていて、どんな仕事ができるのかを把握するために自分を棚卸ししてみましょう。
正確に棚卸しするには希望やこうであるはずという願望を交えず、客観的に自分を見ることが必要です。
棚卸しすることで自分で気付かなかったスキルに気付けると、仕事の幅を広げられる可能性が高まります。
反対にできると思っていたことは実はまだまだ経験不足で、スキルアップが必要だと気付かされることもあるでしょう。
会社だと上司に評価されますが、フリーランスだと客観的に評価してくれる人がいないので自分の今の状態を把握しにくいです。
客観的に自分を棚卸しをして初めて気付けることが多いと思いますので、一度自分の棚卸しをしてみてはいかがでしょう。
簡単な履歴書を作ってみる
頭の中で客観的に棚卸しするのが難しければ、簡単な履歴書や職務経歴書を作ってみてもいいかもしれません。企業に応募するつもりで作成すれば今の自分の価値が分かると思います。
実際に企業に応募するわけではないので、これまで手がけたプロジェクトや請け負った仕事、作品などを箇条書きにするだけでも構いません。
履歴書を作ってみると案外自分は色々な仕事をこなしてきたのだと気付くことでしょう。
経験は自信になり、フリーランスとしてまだまだ上を目指すためのモチベーションになります。
日々の仕事に追われてなかなか自分を客観的に見たり評価する機会が少ないと思うので、一度自分のこれまでの仕事を振り返るつもりで履歴書を作ってみましょう。
自分なら自分にいくら報酬を支払うか
棚卸しができたら、もし自分が自分を採用するならいくら報酬を支払うかを考えてみましょう。履歴書を作成していれば判断の材料になりますね。
ここでも希望的観測ではなく、客観的に自分を見ましょう。
これまでの仕事の報酬も加味し、今の自分ならどれくらいの報酬を支払う価値があるかを考えてみると、現在の自分の単価が把握できるかと思います。
自分に厳しい方はまだまだこれぐらいの報酬しか支払えないな、じゃあもっと頑張ろうと思うことでしょう。
自分に甘めに採点する方はこれぐらいの報酬はあげたい、でも自分ならもっと収入を増やせるはずと奮起するきっかけになることでしょう。
フリーランスは自分に対する評価が分かりにくいので、たまに客観的な視点で自分を評価することも必要だと思います。