CGクリエイター検定の合格率や過去問題、申込方法
CGクリエイター検定
難易度
合格率
50 %
受験資格 | 学歴、年齢等に制限なし |
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受験料 | エキスパート5500円 ベーシック4500円 |
CG映像の制作において、一定条件(シナリオ・絵コンテ・日程・予算など)のもとに、映像表現技術やCG理論の知識、CGソフトウェアを効果的に用いる能力が求められます。 CGを制作するCGクリエイター検定というとまず最初にイメージするのはイラストレーターなど絵を描く職業をイメージするのでは無いでしょうか。 勿論それも間違っているわけでは無く、最近のイラストレーターや漫画家など絵を描く職業の多くはよほど本格的な画家などの分野でも無い限り作業にCGソフトウェアを取り入れてCGで作品を仕上げる様になっています。 まだまだ最初の素描など手書きで下書きを刷る人も多いのですが、その下書きをCGソフトウェアで扱うためにパソコンに取り込む作業など単純なものではなく、より質の良いCGに仕上げるために複雑な専門知識が求められます。 いつまでも職人肌の昔気質のままで通用するほど芸術分野も生やさしいものではなく、絵を描くクリエイターの人たちの多くがCGソフトウェアの知識と技術が必須項目となりつつあるのです。 そんなクリエイターの人たちにとって必須となる写真や動画の撮影から、データ取り込み、そしてデータを加工して仕上げるソフトウェアの扱い方などを検定し、それを様々な場所で証明する資格を手にすることができます。 更には様々な画像コンテンツを世界に発信する可能性を持ったウェブ上に自分の作品をCGとして表現する知識も身につき、表現者としての視野が広がることは間違いないでしょう。
試験内容
デザインや2次元CGの基礎から、構図やカメラワークなどの映像制作の基本、 モデリングやアニメーションなどの3次元CG制作の手法やワークフローまで、 表現に必要な多様な知識を測ります。 ○エキスパート 3次元CGと映像制作に関する専門的な理解と、3次元CG映像の制作に知識を応用する能力を測ります。 ・写真撮影 写真撮影の基礎的な表現手法と知識。ライティングについての知識 ・動画撮影 動画撮影におけるカメラワーク、映像の表現手法、演出手法についての知識 ・映像編集 編集の基礎的な知識。編集による表現手法についての知識 ・モデリング モデリングの基礎知識。モデリング時に考慮するべき事柄についての知識 ・マテリアル マテリアル設定の代表的なパラメータとテクスチャの設定方法、より効果的な設定を行うための考え方についての知識 ・アニメーション 各種アニメーションについての知識 ・シーン構築 シーン構築における、各プロセス(レイアウト、ライティング、レンダリング、合成)の基本的な知識と技術についての知識 ・プロダクションワーク 作品ジャンルごとの映像制作工程についての知識 ・映像制作を支える技術 映像制作に必要な技術的側面(機材、ソフトウェア、規格)についての知識 ・数理造形 論理的な記述による形態生成の手法である、数理造形の基本的な考え方と生成された作品についての知識 ・知的財産権 知的財産権に関する基本的な考え方と、著作権についての知識 ○ベーシック 2次元CGと3次元CG、デザインに関する基礎的な理解と、CGの静止画制作に知識を利用する能力を測ります。 ・コンピュータグラフィックスの基礎 CGの歴史と特性、CGの産業分野での利用についての知識 ・表現の基礎 3次元CGを制作するうえで必要とされる基礎的な知識 ・3次元CGの制作 3次元CGによる静止画の制作手順、制作手法の知識 ・技術の基礎 ディジタルの基礎知識、システムソフトとアプリケーションソフト、CG制作ソフト、入出力装置、作品の出力についての基礎知識 ・知的財産権 知的財産権に関する基本的な考え方と、著作権についての知識 ・ファイル形式 ファイル形式についての知識
申し込み方法
Webサイトからのオンライン申込、または郵送での申込
オススメ参考書
・ディジタル映像表現[改訂版]CGによる映像制作 CG-ARTS協会 ・入門CGデザイン CG-ARTS協会