CGエンジニア検定の合格率や過去問題、申込方法

民間資格

CGエンジニア検定

難易度

合格率

45

受験資格 学歴、年齢等に制限なし
受験料 エキスパート5500円 ベーシック4500円

映画・アニメーション・ゲーム・CMなどのCG映像の制作において、一定条件(シナリオ・絵コンテ・日程・予算など)のもとに、映像表現技術やCG理論の知識、CGソフトウェアを効果的に用いる能力が求められます。 そんなCGソフトウェアの検定としてCGクリエイターという表現系と呼ばれる検定は別に技術系と呼ばれるCGエンジニア検定というものがあります。 CGエンジニア検定というと、画像データを指すCGという単語から絵を描く人の資格という印象が強くなっているのですが、実際には必ずしもそうとは限りません。 たとえば本人に何かを表現する絵を制作する表現力が無かったとしても、別の人が描いた絵をCGソフトウェアで加工処理したり仕上げる作業を担当するなどと言う需要も発生します。 一人で単品の作品を制作することが多いイラストレーターではなく、チームで制作する漫画家など仕上げの工程にCGソフトウェアを担当するアシスタントが必要となります。 手書きで描いた絵をそのままCGのデータに変換するのにもCGソフトウェアに精通した専門家が必要不可欠なのです。 自分自身に絵の才能が無いとしても、CGクリエイターとしてイラストや漫画、それ以外のデザイン関連の現場で働ける可能性を手にすることができるのがこのCGエンジニア検定なのです。 自分自身の手で絵を描きCG加工する人のための表現系とともにこれからのマルチメディアの分野で活躍する資格となるでしょう。

試験内容

アニメーション、映像、ゲーム、VR、MR、Web3Dなどの、アプリケーションソフトの開発やカスタマイズ、システム開発を行うための知識を測ります。 ○エキスパート  CGの技術に関する専門的な理解と、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に知識を応用する能力を測ります。 ・ディジタルカメラモデル  ディジタルカメラモデルを用いたコンピュータグラフィックスの原理についての知識 ・座標変換  座標と座標変換についての知識 ・映像編集  編集の基礎的な知識。編集による表現手法についての知識 ・モデリング  コンピュータで形を数値的に記述するモデリング技術についての知識 ・レンダリング  写実的な表現を行うための表示手法に関する知識 ・アニメーション  多数の静止画を連続表示して動きを見せるアニメーションに関する知識 ・画像処理  CGで利用する立場からの2次元ディジタル画像の表現、描画処理、画像変換などの画像処理の基本的知識 ・視覚に訴えるグラフィックス  新しいCG表現として注目されるイメージベーストレンダリングやノンフォトリアリスティックレンダリングなどに関する知識 ・CGシステム  CGシステムの概要と、CGの製作や表示を行うために利用する周辺機器に関する知識 ・知的財産権  知的財産権についての基本的な知識 ○ベーシック  CGの技術に関する基本的な理解と、プログラミングなどに知識を利用する能力を測ります。 ・ディジタルカメラモデル  ディジタルカメラモデルとビジュアル情報処理の原理を対応づけて理解する知識 ・画像の濃淡変換とフィルタリング処理  画像の濃淡変換に関する各種処理技術についての知識 ・モデリング  コンピュータで形を数値的に記述するモデリングに関する知識 ・レンダリング  ディジタルカメラモデルにおける基本的な表示手法と、写実的な表現を行うための表示手法の知識 ・アニメーション  多数の静止画を連続表示して動きを見せるアニメーションの知識 ・システムと規格  一般的なコンピュータシステム、ビジュアル情報処理、CG専用システム、周辺機器の知識 ・関連知識

申し込み方法

Webサイトからのオンライン申込、または郵送での申込

オススメ参考書

・コンピュータグラフィックス  CG-ARTS協会 ・ビジュアル情報処理 CG・画像処理入門  CG-ARTS協会

  • 資格・検定「エンジニア向け」はこちら
  • 資格・検定「クリエイター向け」はこちら
  • 資格・検定「エンジニア向け」はこちら
  • 資格・検定「クリエイター向け」はこちら

案件を探す