MBA(経営学修士号)の合格率や過去問題、申込方法
MBA(経営学修士号)
難易度
受験資格 | 4年制大学卒業(学士課程修了)であること。 アメリカのスクールではGMATとTOEFLのスコアや実務経験2~3年以上が必要。 海外ビジネススクールへの応募には、通常、願書(英文エッセイ含む)、推薦状、GMATスコア、TOEFLスコア、最終学歴に応じた職歴(通常は、大学卒で2年以上の実務経験)が必要となります。 |
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受験料 | ・国内フルタイムMBA 履修期間:1~2年 費用:200~500万円くらい ・国内パートタイムMBA 履修期間:1~2年 費用:150~400万円くらい ・通信教育(オンライン)MBA 履修期間:最短で1~2年 費用:250~350万円くらい ・海外フルタイムMBA(留学によるもの) 履修期間:1~2年 費用:1,000~2,000万円くらい |
経営コンサルタント的な資格で、厳密には資格ではなく博士号(経営学修士)となります。 MBAが取得できるビジネススクールの一般的な科目構成は、 ・会計学 ・経済学 ・財政学 ・人材資源管理 ・情報マネジメント ・マーケティング ・組織行動 ・定量分析。 これらの企業経営に必要なスキルを総合的に集合させたのがMBAとなります。 国家資格のような実効は基本的にないのですが、経営のプロとしての非常に高く評価されるものとなります。 マネジメントのプロとしての証明になるので、就・転職で有利となります。 MBAの取得を奨励し、企業内留学のシステムを導入している企業もあります。 身に付くスキルとしては、大学院、担当教授、研究内容によるので一概には言えませんが、マネジャーを目指すのなら不可欠なスキルの1つとされます。 また、仕事しながら取得するのは困難が伴い、修了後も労力に見合った評価や効果は、必ずしも得られない可能性があるみたいです。 海外大学院の取得は、英語のスキルなども必要でこれも難しいのですが、海外で取得すると高い評価が得られます。 外国語で一定期間学び、世界各国の人と交流した経験は、自分にとっても得がたい価値があるものです。 幹部候補生としては、海外で取得することを目指すのも良いでしょう。 海外で取得するならTOEFLで高得点がとれる語学力が必須となり、日常会話以上の英語力がないと、専門用語が頻出する授業を理解することは難しくなります。 人気があるアメリカの有名ビジネススクールだと入学難易度がかなり高く、狭き門となっています。
試験内容
経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位。 ・国内フルタイムMBA:主に日本語 ・国内パートタイムMBA:主に日本語 ・通信教育(オンライン)MBA:英語・日本語とも ・海外フルタイムMBA(留学によるもの):主に英語 主のこれら4つの取得方法があり、取得方法ごとに履修期間やコスト、使用する言語やキャリア中断の有無などが異なります。 日本国内の社会人を対象にした通学形式のMBA(パートタイム)は、平日夜や週末を利用して授業が行われ、日本語以外、英語で受講することができるMBAのプログラムもあります。 ただ、授業の日時や場所が固定されているので、入学前に慎重な検討が必要になります。 文部科学省は2003年に専門職大学院を創設し、専門職大学院は大学院の修士課程と異なり、修士論文の作成が必須でないだけでなく、 ・高度で、専門的な職業能力を有する人材を養成する。 ・理論と実務を架橋した、高度で実践的な教育を行う。 ・高度な実務能力を有する、実務家教員を一定割合で配置する。 このように、研究よりも実務に重きを置き、実務能力を高度に身につけた人材を育成することを目的にしています。
申し込み方法
各大学院に願書提出し、入学試験を受ける。 入試は小論文・面接以外、大学院によっては筆記試験も含まれます。 特にアメリカではTOEFLとGMATの得点、学歴・職歴が重視されます。