この記事は2020年2月28日に更新しました。
業務委託契約と請負契約の明確な違い
業務委託契約と請負契約の明確な違いは、法的に定められた言葉であるかどうかです。業務委託は法的に定められた言葉ではなく、請負というのは法的に定められた言葉です。
つまり、自由度がより高い契約が業務委託となり、請負契約の場合は記載内容がある程度決まっているということになります。こういったことから、実際は請負契約の内容だけども、契約書の名前は業務委託契約というケースも多いのです。
請負契約の方が安心?
請負契約となると、請負とはこういったものという定義が存在するため、契約書の中身も安心感があります。また、請負に違反した内容が記載されていた場合には、契約後でも解除することができます。
仕事の内容として請負なのであれば、請負契約を結ぶのがベストです。
もし、業務委託契約を取引先が望むのであれば、その理由も確認しましょう。
その点が納得できれば、業務委託でも問題ありません。
フリーランスが業務委託契約にする利点
フリーランスから見た場合には、内容が請負であれば請負契約の方が安心ですが、請負契約には含まれない部分で、フリーランスにメリットがある部分があるのであれば、業務委託契約の方がメリットがあります。
また、フリーランス側で要望がある場合には、請負契約だと通りにくい場合があります。自由度が高い業務委託契約だからこそも利点もありますので、仕事内容によって臨機応変に考えることが必要です。