Rubyを活かせる仕事
Rubyとは?
Rubyの案件・業界分布について
Rubyは、まつもとゆきひろ氏が作ったプログラム言語。サイト上で検索したり情報を動的に表示したりするWebアプリケーションのバックエンドとして使われることが多く、クックパッド、Scala移行前のTwitter、5万本以上の映画、ドラマ、アニメなどの動画が見放題のHulu、民泊サービスのAirbnbなどで使われています。
プログラム記述や実行を比較的簡易に行うことができるスクリプト言語のため、学習が比較的容易で開発作業を効率的に進めることができます。技術者のスキルを問わず、ロジックが似通ってくるため、開発途中で機能拡張や変更を行う場合でも、他の技術者が容易に行うことができるのが、大きな特徴です。
Rubyを使ういちばんのメリットは、「Ruby on Rails」というWebアプリケーションフレームワークを使用できること。このフレームワークによってRubyが世界的に普及したこともあり、WEB業界で幅広く使われています。「Ruby on Rails」を使って素早くサイトを構築できるため、大企業よりも、小規模でスピード感を求められるベンチャー企業やスタートアップ企業での採用例が多いようです。
ただし、Twitterのように、規模が拡大すると別言語への乗り換えがおこるケースもあります。多機能かつ大量処理が必要なWEBアプリケーションとなると、性能面で対応しにくくなることもあり、最近では「飽きられ始めた」という意見があるようですが、起業がさかんなアメリカなどではまだまだ人気は続き、一定の需要は続いていくでしょう。
Rubyのサンプルコード
⚫putsを使う
puts 123
puts "Hello World!"
puts "Hello World!\n"
puts 'Hello World!\n'
↓(実行結果)
123
Hello World!
Hello World!
Hello World!\n
※putsは改行が自動的に末尾に付与される。末尾に改行コードを付けた場合は、改行は表示されない。
( ' )=シングルオーテーションで囲まれた場合は、改行コードなどの特殊文字もそのまま表示される。
var = 10
puts "var = " , var
puts "Hello,", "World", "!"
puts 123, 456, 789
↓(実行結果)
var =
10
123
456
789
※ カンマ,を使えば、複数のものを連続して表示することができる。ただし、カンマ区切りで改行が入る。
puts "\\t"
puts "\\n"
↓(実行結果)
\t
\n
※ 改行コードなどの文字列を表示するときは( ' )=シングルオーテーションで囲んでもそのまま表示できるが、バッkスラッシュを使用しても表示可能。
⚫loopを使う
number = 0
loop {
puts number
number += 1
if number > 10 then
break
end
}
↓(実行結果)
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
※ loopは単純なループを無限に繰り返す。Loopsするごとにnumber変数が1ずつ加算されていき、10をこえたらbreakされる。
⚫slice!を使う
str = "milkman !!"
str.slice!(2)
puts str
str = "milkman !!"
str.slice!(1..4)
puts str
str = "milkman !!"
str.slice!(/\w+/)
puts str
↓(実行結果)
mikman !!
man !!
!!
※slice!は、指定した範囲の文字列を部分的に削除できる。
Rubyのフレームワーク
Rubyのフレームワークには、Rubyを人気言語のひとつにした「Ruby on Rails」、難易度が低めで軽量の「Sinatra」、シンプルで自由度の高い「Ramaze」などがあります。
「Ruby on Rails」は、Rubyの代表的なフレームワーク。ショッピング(EC)サイト、SNSなどのWebサービス、Webアプリケーション、API、Web上のデータを収集するための技術である「クローリング・スクレイピング」などが、比較的簡単にできます。開発速度も速いため、案件の内容が突然変わったりする場合にも、臨機黄変に対応できるのが大きな特徴です。Ruby自体が初心者向けの言語として高く評価されているため、初心者でも開発しやすいでしょう。
「Sinatra」は、学習コストが低く、初心者がはじめてwebプログラミングに取り組むのに適したフレームワーク。簡単なウェブサイトを作るのに適しています。
「Ramaze(ラマゼ)」は、「Keep it simple(シンプルにしろ)」などの法則の概念を取り入れたフレームワーク。Rubyの書き方に準じて使えるよう作成されており、複雑なコードを書かずにアプリケーションを開発することが可能です。「Sinatra」と同様、自由度の高さが大きな特徴です。
Rubyのフレームワークは、「Ruby on Rails」以外は、難易度が低めのタイプが多いです。
最後に
当サービスでは、Rubyの案件を豊富に取り揃えております。ぜひ魅力的なRubyの案件をお探しください。
また、本記事で紹介したRubyのフレームワークのスキルを必要とする案件も多数ございます。こちらも合わせてお探しください。
■Ruby案件
https://freelance.akkodis.co.jp/projects/?skill=45
■Ruby on Rails案件
https://freelance.akkodis.co.jp/projects/?skill=89
■Sinatra案件
Rubyについて
Rubyは、日本人が開発した日本発のオブジェクト指向スクリプト言語で、動的型付け言語のインタプリタ言語として最近人気が高まっています。 Smalltalk、EiffelやC++などの本格的なオブジェクト指向言語までは必要としない、スクリプト言語が用いられはじめた領域でのオブジェクト指向プログラミングを支援することを目的に開発されたものですが、通常の手続き型のプログラミングも可能となっています。 シンプルな文法と例外処理やイテレータなどの機構により、分かりやすいプログラミングが出来ると同時に、テキスト処理関係の能力などに優れているので、Perlのような手軽さでオブジェクト指向ができます。 Rubyを使うことで、Javaなどよりも少ない行数でプログラムを作ることができ、より早く優れたソフトウェアを作ることが可能となります。 ただ、Rubyで作成したソフトウェアは負荷が高く、動きが遅いと言われていますが、技術の進歩によりコンピュータの性能が上がることで次第に解決されはじめています。 Rubyはオープンソースソフトウェアとして提供され、詳しく知りたければソースコードも手に入れることができます。 ソースコードを見て、さらに良い方法があれば提案することも自由で、さらに良いものに作りあげることもできます。
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