サイトを通した情報発信、企業PRは、どの業種でも年々重視する傾向にあり、自社のサイトを持つところが増えています。最近は、ソフトを使って自分でサイトを作ることも出来、無料でサイトを作成するサービスもありますが、サイトの数が増えるにつれ、より興味を引くには、質の高いサイトを作成する必要があります。
質の高いサイトを作成するには、プログラミング、CSSなどの専門知識が必要となり、それにはやはり専門家に依頼することになります。また、サイトを作成した後も、SEO対策、アクセス解析などが必要となり、こまめに更新する必要もあります。こうした管理面でもWebディレクターの役割が重要となります。
仕事の内容次第でさらに需要がアップ
今後は携帯の需要も高まり、携帯サイトもさらに質の高いものが求められるようになります。Webディレクターは携帯サイトでも需要が高まるのは間違いありません。ITの技術が高まるにつれ、プログラミングなど専門技術も細分化されますが、Webディレクターは、いくつかの専門分野をまとめるのも大事な仕事です。専門分野にも詳しく、サイト作成にあたっての各分野をまとめる能力に優れたWebディレクターは、企業からもより重視されることになります。
Webディレクターの需要にこたえるために
Webディレクターと言っても、企業によって仕事の内容は多少異なります。ただ、サイトを作成するだけ、というのでは、今後的にはあまり需要に応えることはできません。サイト作成にあたり、クライアントはどのようなものを求めているのかを把握し、要望に応えるよう、まずは提案能力が重要となります。さらに、サイトを通していかに集客アップを目指すか、マーケッターとしての能力も必要です。ただサイト作成の進行管理だけではなく、売上向上のためのトータルなアドバイスができるようなWebデザイナーが、今後より需要が高まることになります。クライアントの要望に応えることができれば、次回の仕事依頼も増えますし、他の依頼者の紹介もしてもらえます。口コミなどで人気が高まれば、さらに発注先も増えることになります。