Web業界でのイラストレーターの仕事はまだまだ将来性がありますが、今後的に、これまでのような、一つ制作につきいくら、という形以外にも、自分なりに受注の方法を見つけていくことが、生き残るために重要です。
安定した仕事を獲得するために
イラストレーターの未来は未知数ですが、需要は常にあるものです。プロのイラストレーターとして安定した仕事を確保するには、発注先の希望をきちんと受け入れることができるような、コミュニケーション能力が大事です。また、複数の仕事を請け負う場合、修正などの作業を行いながら、納期を守ることができるよう、スケジュール管理もきちんと行わなければいけません。時には修正作業などで作業時間が長引くこともありますし、深夜に及ぶこともあるかもしれません。イラストレーターはフリーで仕事する人が多いのですが、体調管理なども大事となります。
イラストレーターは個性を大事に
ロボットの研究開発が進み、将来的には、これまで人間が行っていた仕事を、ロボットが代わって行う場が増えるものとみられます。医療の現場でもロボットの導入が進めば、いずれは医者の仕事も減ることになります。他にも、会計士や税理士の仕事も、プログラムの進歩により、いずれは仕事がなくなるのではと言われています。これに比べれば、イラストの場合、コンピューターは絵を描くことができても、個性、人間味のある絵を描くことはできません。コンピューター化が進んでも、やはり人間味があり、温か味のあるイラストを描く仕事は減ることはないのです。イラストレーターは、いかに自分の個性をアピールできるかも大事となります。