経験別需要
やはり経験年数が多いシステムエンジニア(SE)ほど需要は高くなります。具体的には10年以上の実務経験があればベストですが、3~5年程度の場合でもまだまだ需要は豊富です。では未経験の方はどうかというと、中途採用や転職者向けの即戦力案件が約8割以上を占めていますので、未経験の方は得意な分野を絞って探したり、エージェントに相談しながら探すなどの工夫が大事と言えます。分野別需要
様々なシステム分野がある中で、業務系システムの開発・保守・改修や、インフラ系の運用・保守・監視、セキュリティ設計・運用等の分野が最も需要が高いようです。新しいシステム導入プロジェクトの案件も増えています。業務系システムエンジニア(SE)の需要が高い理由は、どこの企業でも情報システムの重要性が増していることや、より高いレベルのセキュリティシステムやユーザビリティを持つシステムの需要が増えていること等があげられます。またインフラ系やセキュリティ系については、システムの可用性をもっと高めたいとか、もっと安全で柔軟性のあるシステムを維持したい、等と考える企業が増えています。
その他、スマートフォンアプリ開発や品質テスト・デバッグ等の業務をメインとするシステムエンジニア(SE)の需要も少なからず増えているようです。スマホやタブレットを業務に活かすためのシステム作りがどんどん盛んになっています。また開発されたプログラムのデバッグやインターフェース改善等のために専門部隊を立ち上げる企業も増えています。