グラフィックデザイナーは、イラストレーター、フォトショップなどのソフトを主に使用し、DTPデザイナーは、主にクオークエクスプレスなどの紙面レイアウト専用のソフトを使って仕事します。かつては、紙面レイアウトの仕事は、烏口、ロットリング、写植を用いて版下を作成していましたが、今はこうした作業が、すべてパソコン上で行えるようになったのです。
いかに紙面のコンセプトを伝えるかが大事
DTPデザイナーの仕事を行うにあたり、職場によっては上にアートディレクターが存在し、アートディレクターの指示に従って紙面レイアウトを行うことも多いものです。記者が書いた記事、カメラマンが撮影した写真、イラストレーターが描いたイラストなどを紙面に配置するのですが、何をメインにするか考え、それぞれが取るスペースの大きさなども考えます。記事をメインにするか、写真によるアピール効果を重視するか、よく考え、場合によってはアートディレクターの指示に従って配置を考えなければいけません。