勤務形態は会社によって異なり、残業の連続、という人もいれば、大体定時に帰れる、という人もいますし、休日出勤が多い場合もあれば、完全週休二日の人もいます。また、DTPオペレーターの位置づけも、会社によって、ディレクター的に高い地位にある人もいれば、編集の仕事の下部的な存在の場合もあります。
会社の形態によって差が
DTPオペレーターと言っても、勤務する場所は、出版社、広告代理店、印刷会社と様々です。出版社や広告代理店で、出版物の編集からDTPデザインまでトータルに行っているようなところだと、DTPデザイナーも比較的高めの給与となります、逆に、雑誌社、広告代理店の下請け的に、デザイン、DTPのみ行っている印刷会社だと、やや給与は低くなります。ただ、出版社でも大手から中小まで様々で、会社の規模によっても給与に差が生じます。やはり経験が大事
DTPデザイナーは、ただ紙面をレイアウトするだけでなく、見た目が美しく、読者の気を引くよう、巧みにレイアウトを行わなければいけません。これには、センスが求められますし、締切に間に合うよう、決められた時間内で仕事をこなさなければいけません。さらに、クオークエクスプレスなどの専門ソフトも使いこなせるようになる必要もあります。こうしたことから、DTPデザイナーは、やはりある程度の経験を積む必要がありますし、経験を積んでてきぱきと仕事をこなせるようになれば、それに応じて給与も上がります。DTPデザイナーは、良くも悪くも、ある程度実力主義なのです。経験があり、納期を守れるスケジュール管理能力やディレクターの意向を飲み込む能力があれば、さらに高い収入が望めます。