今はこれらのスキルを習得するための入門書、マニュアル本も数多く出ていますし、雑誌やネットでも解説しているところを多く見かけます。
書籍、ネットで勉強する以外、コンピューター関連の専門学校でも専門のコースを設けているところがありますし、最近はフロントエンジニアのための学科を設けているところもあります。
最近は、フロントエンジニアという職種について詳しく解説している書籍もあるので、読んでみると参考になります。
また、フロントエンジニアは技術職なので、関数についてもよく理解しておく必要があります。
自分ならではのアイデアを活かして
ある程度のスキルが身についたのなら、やはり実践が大事です。構造はHTML、装飾はCSS、振る舞いはJavaScriptで、段階を踏まえながら、実際に架空のサイトを作ってみます。
特に、JavaScriptを駆使し、出来るだけいろいろな機能性を加えたものを作るようにします。
巷で人気のあるゲームなども参考にしながら、さらにこんな動き、機能を加えたら便利なのでは、面白いのでは、などを考えて、より新しい、自分ならではのオリジナリティあるものを作ることにもトライしてみるべきです。
フロントエンジニアは幅広い知識が必要
フロントエンジニアが扱う技術は多岐にわたります。このため、一つの技術だけにこだわらず、浅く広く、様々な知識を得ておくのも大事です。
また、常に新しい技術を導入する必要もありますが、新しい技術の情報は、海外のサイトで多く見かけられるので、出来れば英語力も身につけたほうが有利となります。
さらに、フロントエンドエンジニアは、こういう表現は可能か、など、全体の相談役としての役割も今後は重要となるので、コミュニケーションのスキルも必要となります。
場合によっては、予算、納期も含めた提案を行うなど、ディレクター的な役割も担うことがあります。
一般の人の目線に立ったものを
フロントエンジニアは、一般の人の立場に立って、より使いやすいものを提供するのが役割です。このため、常に一般の人が求めているものを察知しなければいけません。
特にサイトの場合、コンテンツが見やすいか、問い合わせフォームが使いやすいか、注文・発注がスムースに行くか、などを、一般の人の立場に立ち、常に改良を心がけることです。
一般の人のニーズを常に把握する姿勢も大事となります。